桜のトンネルをくぐり抜けて
駐車場に入ります。
境内にはしだれ桜も咲き始めています。

本堂裏の大きな桜。丘の斜面から
小友地区を見渡し、見守る様に満開です
本堂前に立ち、見上げると本堂と庫裏の
高さをも超え、屋根と花との迫力に
圧倒されそうです。

敷地の中には参道の桜や
墓地上側斜面には福島県から贈呈された
しだれ桜など数種類の桜があり、
つぼみを膨らませています。

参道の桜が満開です。
桜ライン３１１で植えた津波到達点の桜。
年々育ち枝ぶりも大きくなり
見ごたえのある花です。

参道入口の寺標は先日弊社で再建工事を
行いました。

大きな桜です。
春でなければ桜の木とは気が付かずに
通り過ぎてしまっていましたが
そびえるように咲いています。
雨や風や雪と寒さの季節も
生きる事を淡々と営んで今春も
花を咲かせています。
見えない土の中には想像できない位の
根が張っていると思われます。

本社の樹も次々と花が開いています。
春ですねー❀
梅はほぼ満開です。

かつて高田松原に建っていた顕彰碑が
津波により流され保管されていましたが
この度復興祈念公園に再び建立されました

この顕彰碑は
松坂新右衛門定宣翁のものです。
かつての名勝高田松原の赤松を植栽し
補植と管理を続け
美林となる基を作り上げた気仙の偉人の
功績に感謝し、昭和に建立されました。

昔この地は海風が絶えず、
砂塵が耕地に吹く為
田圃が埋没荒廃して収穫が無い事が多く
防風林の造成に私財を投じて赤松数千本を
植樹したと記されています。

津波で失われてしまいましたが
あの松林は景観の為では無く
住民の生活と食料の為に植えられ
約300年もの時を経て
あの姿だったことがわかります。