先日、気仙町に招魂碑と顕彰碑が建立されました。
戦争で亡くなった方の霊が祀られる場所です。
高田市遺族会様により津波の被害にあった碑が
修復、再建されました。
階段で上がれるようになっており、
刻まれたお名前を確認し
そばで合掌することもできます。

月刊石材３月号の巻頭特集
「東日本大震災から１０年
　復興に向けた被災３県の現状」に
　弊社の記事が掲載されました。
主にこの１０年間の取り組みについてです。
ぜひお読みください。

月間石材についてはこちら

華蔵寺さんの震災追悼碑。
そっと佇むお地蔵様も予防を呼びかけ中です。
ワクチン接種も始まりましたが
安心して生活できる日常を待ち望むばかりです。

３月６日に気仙沼の唐桑～港の区間の
三陸沿岸道路が開通し、
仙台ー宮古間の復興道路の全区間が
つながりました。

気仙沼湾を横断する橋の写真です。
内陸と変わりない時間で
仙台まで行けるようになりました。

大震災で地域の方々の命を守るために
殉職された消防団員の方々を追悼する碑が
建立されました。

消防団OBによる鎮魂碑建立発願者会
（新沼光也さん代表）が昨年１１月より
クラウドファンディングで協力を募り
多くの賛同を得て建立に至りました。

あの日最前線で対応した高田分団第１部団員は
２０人中１１人の方が命を落としました。
尊い命の供養の場所であるとともに
津波の恐ろしさと有事の際とその後の経験を
伝えていきます。
３月１０日には法要が行われる予定です。

上の写真の左上は
石碑裏面に刻まれている文章です。

鎮魂碑建立発願者会様の Facebookはこちら

クラウドファンディングのHPはこちら

気仙町今泉地区の仲町公民館跡に
東日本大震災犠牲者の鎮魂碑が建立され
２８日に除幕と法要が行われました。
今泉地区は津波でほぼ流出しました。
仲町町内会は解散となり、住民の方々が各所で暮らす中
なかまち絆の会を設立し
力を合わせて鎮魂碑を建立されました。
虎舞は道具が流されて休止していましたが
会の尽力により再活動を果たし
当日は舞が披露されました。
あれから１０年
失われたことを思うと今も涙が出ます。
しかし前を向いて共に生きる地域の結びつきを感じ
前に進んでいく強さを持つことが大切なのだと
改めて思いました。