本社の樹も次々と花が開いています。
春ですねー❀
梅はほぼ満開です。

かつて高田松原に建っていた顕彰碑が
津波により流され保管されていましたが
この度復興祈念公園に再び建立されました

この顕彰碑は
松坂新右衛門定宣翁のものです。
かつての名勝高田松原の赤松を植栽し
補植と管理を続け
美林となる基を作り上げた気仙の偉人の
功績に感謝し、昭和に建立されました。

昔この地は海風が絶えず、
砂塵が耕地に吹く為
田圃が埋没荒廃して収穫が無い事が多く
防風林の造成に私財を投じて赤松数千本を
植樹したと記されています。

津波で失われてしまいましたが
あの松林は景観の為では無く
住民の生活と食料の為に植えられ
約300年もの時を経て
あの姿だったことがわかります。

１３回忌となる今年。
各所で追悼の祈りが捧げられました。
大船渡駅周辺だった場所に建った
おおふなぽーと前広場の灯り。
あの日を思い出し、今あるこの命と
これまでのこと、そして失ったもの
様々な思いが巡り
夜の静けさの中、心の中に沈んでいき
染みていくのを感じました。

墓所の工事を行った際、
撤去して使用しなくなった香炉。
家紋が彫刻してある部分を切って加工し
色を入れ直し、お渡ししました。
下の写真は作業前の香炉と花立の状態です。

今までずっとお参りに行き
思い出のあるお墓の部材をお手元に
とのご希望です。


石塔部分は加工はできませんが
花立や香炉等の付属品は加工が可能です。
香炉には家紋が、花立には「○○家」や
屋号を彫刻してある場合が多いです。

ご先祖様から受け継いできたお墓。
思い出を残したいとのご希望がございましたら
ご対応します。

３/１１(土)　米崎町の普門寺さんで
久慈書道会の方による
書道パフォーマンスが行われます。
本堂前広場ですので雨天の時は
順延となります。

普門寺さんのHPはこちら

石塔の表面は磨きの物が多いですが
表面を凸凹に加工したものもあります。
触るとザラザラした手触りです。

墓地の入り口や階段の歩く部分は
雨が降った際に滑らないように
ビシャン加工されています。

凸凹に加工する方法の一つが
ビシャン加工です。
写真は工場での加工の石塔では
ないのですが
実際に工場で加工している動画も
ご覧ください。

ビシャン加工の動画はこちら