様々な花があちらこちらで目を引く季節。作業に訪れた墓地で自生している藤の花、新緑と淡い花びらの色合いが目を癒します。

高田町のシンボルロードのハナミズキです。高台へ避難する道しるべとして沿道に植樹されています。苗木だった木は丈が伸び、花をたくさん付けました。思いと継続は花開き、続いていくのだと感じます。

高台に再建された金剛寺さんの本堂のお庭です。牡丹の花が元気に咲き、お地蔵様も春の衣替えしています。

ソメイヨシノの花が散り、八重桜の時期になりました。たくさんの花びらが折り重なって咲いています。
平安時代から和歌にも詠まれ親しまれてきた桜です。お仏壇の仏様も春を感じていることと思います。

先日、高田町の本丸公園の鳥居設置の工事を行うにあたって、地鎮祭が行われました。
本丸公園は戦国時代に気仙地方を支配した浜田氏（武将）の高田城跡地です。津波によって平地にあった鳥居等は町並みとともに失われましたが、史料には浜田氏の記述が多く残されており、高田の町は高田城と深い係りによって形成、発達していったようです。
階段を上った高台には公園や桜並木、天照御祖神社があります。憩いの場として古くから親しまれた公園ですが、震災を機に避難所として整備が計画されています。

３月に花を咲かせた本社の虎の尾。別の鉢では新しい芽が出ました。鉢の縁にチョコンとかわいいタケノコのようです。親の葉の方はもう90㎝にも育っています。芽吹きの春です。